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《叡王戦》渡辺三冠 剛腕を発揮し佐藤天彦九段に逆転勝ち!

羽生パロフです。

12月3日(火)15時から叡王戦二回戦が行われ、渡辺三冠が逆転勝ちで三回戦進出となりました。

終盤の入口までは後手の佐藤九段が丁寧な指し回しで優位を拡大していましたが、たった1手の緩手で一変しました。
120手目△6四歩のところでは、強く△5五銀と攻めていれば勝ちが見えていましたが、時間が無い中で負けにくい手を選択したことが裏目に出ました。
並みの相手であれば二転三転したかもしれませんが、今回は相手が悪すぎました。
渡辺三冠も時間が無かったのですが、逆転してからは全く間違えずに勝ち切りました・・・(;゚⊿゚)
ずっと攻めか守りに専念する将棋であれば間違えずに指すことは理解できるのですが、本局のように攻守に目をやらなければいけない将棋でミスなく乗り切るのは圧巻の一言です。
今期、豊島名人にしか負けていないという人外の領域に入りつつある渡辺三冠。
気は早いですが史上最高勝率が視野に入ってきたように感じます。
豊島名人以外の対抗勢力が待たれるところですね^^

■将棋ウォーズ結果

12月3日(火)は1勝2敗。
四段の方との3連戦でしたが残念ながら勝ち越すことはできませんでしたorz
チャンスはあったのですが、踏み込みが緩く競り負ける結果で反省の多い1日でした。

●1局目
この将棋は二転三転する将棋となりました。
最大のチャンスだったのが以下の局面。

ここで見えていた手は①▲2五桂と②▲2三金。
①▲2五桂△同歩▲2四金か▲2五同歩とする手と②▲2三金△同玉(△同銀は▲3三馬)▲1五桂と攻める手を読んでいました。
どちらも有力だと思っていたのですが10秒将棋で読み切れず、慌てて指した手が▲5四馬・・・(´;ω;`)
なんという弱気な1手・・・orz
激しく切り込む手を読むだけ読んで、土壇場で駒を渡さずに攻めようという情けない選択をしてしまいました。

本譜は上図以下
▲5四馬△4九竜▲同銀△3九角成▲4八金△2七金▲同玉△2八飛▲3七玉△5七歩成

△4九竜~△3九角成が鋭い攻めで先手勝勢だった形勢は互角に戻りました。
▲4八金は最善手なのですが△2七金~△5七歩成で先手の勝ちはなくなりました。
受ける手は▲3八金打しかないのですが△4八と▲同金△5七金で千日手が濃厚。
本譜は▲3八金打の受けが見えておらず▲4五歩と退路を開けたのですが、きっちり寄せきられて敗戦となりました。
この将棋は土壇場で踏み込めなかったことが悔やまれる将棋でした。
攻めが読み切れなかったときでも、強く踏み込めるように習慣づけしなければいけないですね。

●3局目
相掛かりで相手の攻めを受ける展開になったのですが、対応を誤り不利な形勢で終盤戦に突入。

△5五桂が緩手で、先手にチャンスが巡ってきていました。

本譜は上図から
▲5二成桂△同銀▲5五角成△同歩▲4五桂△8七桂▲7八玉△9九桂成

▲5二成桂が悪手で勝てない将棋になりました。
▲5二成桂に代えて▲5五同角成△同歩▲6三香成と攻めていれば勝つチャンスのある将棋でした。
△3三玉から上部脱出を目指されると入玉濃厚な気がするので勝ち目は薄いかもしれませんが本譜よりはコチラの変化を選択すべきでした。
△8七桂から着実に攻められ、後手にとって分かりやすい局面となり順当に敗戦。

この将棋に関しては不利な局面が多い将棋でしたので負けは妥当ですが、負けるにしてもあっさり負けるのではなく抵抗して粘れる局面を作れるようにしていきたいですね。
理想は上記の渡辺三冠のようなイメージなのですが・・・イメージはね・・・(´;ω;`)

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habuparov
会社での出世を目指し、毎日奔走しながら働く地方住まいのサラリーマン。仕事のことから趣味の将棋のことまで気まぐれに書いています。

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