投稿タイトル上

《王位戦》永瀬二冠 豊島名人を下し挑戦権獲得に一歩前進

3月4日(水)第61期王位戦挑決リーグ紅組 永瀬二冠vs豊島名人・竜王の大一番が行われました。

叡王戦の前哨戦にも位置付けられた一戦は激戦の末、永瀬二冠に軍配が上がりました。

戦型は永瀬二冠の先手で矢倉対雁木に。

序盤は膠着状態になりましたが囲いの進展性がある分、永瀬二冠が指しやすいように感じました。

豊島名人・竜王が少し無理気味に動く形になり、中盤は永瀬二冠が有利の分かれに。

ジリジリとリードを広げていく形になり、永瀬二冠の得意パターンでこのまま押し切るかと思いましたが、114手目の△8七歩成から攻めたのが豊島名人渾身の勝負手。
味消しになる指し方で、正確に対応されると即敗着になりうる攻めだったと思いますが、△8五歩(118手目)に対する▲同玉が最善ではなく、△7三桂から銀を抜かれ怪しいムードに。
一瞬差が縮まりましたが、直後に後手が誤りました。
▲8三角に△6二飛が消極的な手で先手玉への脅威が薄れました。
△6二飛に代えて△9一飛であれば一波乱 起こせる可能性が十分ありました。
本譜は種駒がなくなり先手陣を肉薄できなくなったことが痛恨でした。

このあとは永瀬二冠の独壇場。
真綿で首を締めるような手で相手に見せ場を作らせず勝ちを手中に収めました。

なんとなくですが、豊島名人は永瀬二冠に対して指しにくそうな印象がありますね。
昨年の王座戦でもそうでしたが豊島名人らしくない展開に持ち込まれて力を出し切れていないように見えます。
この二人は対局数が多くなく、直近の2局だけの判断になってしまうので、なんとも言えませんが叡王戦では1手争いの競った将棋がみたいところです。

王位戦紅組は直接対決を制した永瀬二冠がかなり有利な位置にきましたが、リーグ戦はまだ2戦消化したところで残り3戦。
永瀬二冠の残りの相手は佐々木五段・佐藤七段・本田五段。
順当に勝ち切るのか、波乱が起きるのか…
個人的には誰が挑戦するか最後まで分からない展開を期待しています^^

The following two tabs change content below.
habuparov
会社での出世を目指し、毎日奔走しながら働く地方住まいのサラリーマン。仕事のことから趣味の将棋のことまで気まぐれに書いています。

是非フォローしてください

最新の情報をお伝えします

下をクリックして応援いただけると幸いです。宜しくお願い致します。。

本文2
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク