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《王位戦》豊島名人・永瀬二冠 紙一重の戦いを制し3勝目

23日(月)に第61期王位戦挑決リーグ紅組の対局が行われました。

結果は豊島名人・竜王vs鈴木九段戦は131手で豊島名人・竜王の勝ち、永瀬拓矢二冠vs佐々木大地五段戦は持将棋指し直しの末に永瀬二冠の勝ちとなりました。

豊島名人・竜王vs鈴木九段戦は居飛車穴熊対銀冠の戦いとなりましたが、一方的な展開ではなく攻守が目まぐるしく入れ替わるハラハラドキドキの内容で非常に見応えがありました。

個人的な雑感になりますが、端攻めだけで穴熊を分解した鈴木九段の強烈な攻めに驚きました。

△8五桂(54手目)とした局面、単騎の桂跳ねで手になるのかな?と思っていたのですが、あれよあれよと手を繋げて穴熊を解体してしまいました。

90手目辺りの局面、先手玉が穴熊から引きずり出されたところは振り飛車快勝譜になるのかと思って見ていました。

しかし、実際は難解な形勢だったようで振り飛車側にもう一押しが足りませんでした。

鈴木九段の攻めはうまかったのですが、それ以上に豊島名人の形勢判断が的確でしたね。
攻めと守りのタイミングが絶妙で難しい局面から一気に勝勢に。

バラバラの陣形で指し手が難しい局面だったと思うのですが、やはり名人はすごい^^
あの将棋をなんとかしてしまうとは・・・

アマチュアレベルの私から見れば、穴熊が解体された時点で諦めムードになっていたと思います(笑)
この将棋を見て思ったのが、コンピュータのレベルが上がってからは穴熊の攻略パターンが確立され、かつてのように一方的な展開にはなりづらくなったなと感じました。
穴熊は王手がかからないので攻めに専念することができ、実戦的に勝ちやすいことが大きな利点でした。
しかし、穴熊の攻略法が確立されてからは穴熊が解体されるケースが増えたので、今までとは違い穴熊が解体されてからのバランス感覚が求められるようになったと思います。
穴熊は以前よりも指しこなすのが難しくなったような印象ですね。

永瀬拓矢二冠vs佐々木大地五段戦はすごい大熱戦でした。
持将棋局は二転三転しましたが、永瀬二冠が執念で持将棋に持ち込みましたね。
後手は点数が足りないように感じたのですが、永瀬二冠の独特の感覚で点数を確保することに成功しました。
入玉に切り替えたタイミングが一番良かったですね。
入玉でき、さらに点数を確保できるギリギリのタイミングだったと思います。
この将棋は、終盤の段階で佐々木五段が大きくリードを奪っていただけに精神的にダメージが残る指し直しとなりました。
指し直し局は精神面での差が出たのか一方的な展開となり、永瀬二冠の圧勝で終わりました。
佐々木五段としては王位戦リーグでトップに立つチャンスだっただけに悔いの残る敗戦となりましたね。
永瀬二冠はさすがですね。少しでもチャンスがあれば確実に食らい付きます。
このまま全勝で紅組を制しそうな気がします。

この日のタイトルホルダーの対局は、両者にしては珍しく危ない場面を迎えましたが、やはり勝負所での集中力が凄いですね。
こういったところは仕事でも参考になるところだと思うのでマネできるように努めていきたいと思います(`・ω・´)

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habuparov
会社での出世を目指し、毎日奔走しながら働く地方住まいのサラリーマン。仕事のことから趣味の将棋のことまで気まぐれに書いています。

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